本記事について
創作広場にお越しいただきありがとうございます。ここでは、大検物語のあらすじ・創作雑感について書いてまいります。
あらすじ
ふと高校にいけなくなってしまった私。それまで、学校に行くことだけが世の中の全てと思っていた私が、挫折と開き直りを味わいながら、大検の取得に奮闘し、高校に通学・卒業する以外の進路を模索する物語です。
私と同じ経験をしているような方、そうでなくても、世の中からドロップアウトしてしまう恐怖を感じている方、そうした人が周囲にいるという方、に向けて。
大検(現:高認)とは
大検とは、大学入学資格検定の略で、その名の通り、高校を卒業していなくても、大学に入学する資格を得られる検定です。
大学入試は大検とは別に合格する必要があります。
現在は、名称が改められ、高認と呼ばれています。高等学校卒業程度認定試験の略で、こちらの方が、文字通りの意味合いになると思います。
高校卒業と同等の資格を得る、という意味で。内容は、大検とほぼ同じと思ってよいと思います。
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実体験を元に
本作品は、作者の実体験を元に製作しています。
ところどころ、真実とは異なるところもありますが、それはストーリー展開上不要だったり冗長だったりするからであり、ほとんどノンフィクションです。
なるべく客観的に書いていきたいですが、当時の記憶がほとんど全ての手がかりなので、「わかりづらい」「全然共感できない」といったところが出てくるかもしれません。
意味が分からないというところがもしあれば、指摘していただけると嬉しいです。
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描きたいと思っていること
あらすじにも書きましたが、同じ苦しみをしている方がいたら寄り添いたい、周りにそういう人がいたらその人を理解する材料にしてほしい、という思いで描いています。
ただ、私の中でも、深い心理をえぐり出すようにして読み手にとってより参考になるように描くか、もう少しポップにして手軽に読んでいただくように描くか、決めかねています。
前者の方が描き甲斐はありそうですが同じ苦しみを持つ人にとって読むのが辛くなってしまうのでは本末転倒ですし(私も苦しいでしょうし)、後者の方でもあまり読みやすさだけ追及してしまうと主題がぼやけそうですし。
ということで、このあたりも、もしご意見があればいただければ、可能な範囲で軌道修正していきたいと思います。
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ということで、手探りではありますが、月に1回程度で、1話ずつ更新していきます。
応援、よろしくお願いします!