大検物語 第１０話『大検取得に向け』

大検物語　第１０話『大検取得に向け』（4頁）

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私の場合は、精神力をキープするために、ともに乗り越える仲間が不可欠だったように思います。

ところで、大検自体はそれほど難しい試験ではありません。

根拠は、試験制度自体の性質によります。

• （大学などの）入学試験：合格者選抜のための試験
• 大検（高認）試験：学び直しを志す人を救済するための試験

誤解を恐れず言うと、前者は「落とすための試験」、

後者は「受からせるための試験」です。

高校1年程度の学力を持っていた私としては、

大検の予想問題集を解いていても、特に不安を

抱かずに取り組める内容でした。

それよりも、

「自分が世の中のレールに取り残されているのではないか」

「夢見ていた高校生活が過ごせない」

といった不安・不満がありました。

私の場合は、外に引っ張り出してくれる、

同じ境遇の仲間の存在が大きかったです。

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大検物語 あらすじ・創作雑感

第１話はこちら。

大検物語 第１話『学校にいけなくなった日』

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