大検物語 最終話『季節』(4頁)
最終回です。ご愛読ありがとうございました!
粗削りなところも多かったと思いましたが、
およそ1年(連投開始が昨年2月)の間、描き続けられたのは、
読んでくださる方のおかげでした。
本当にありがとうございました。
私自身、伝えたかったことを探りながらの執筆・
さらにデジタル絵としてできることを実験しながらの執筆だったので、
ストーリー的にも技術的にも不安定なところがあったと思います。
最終話のことを少し解説すると、
私にとって受験のモチベーションになったのは、
結局は、不登校~大検の生活に疲れ、
そこから抜け出したかったからなのかもしれません。
一方、本作品を通して伝えたかったことは、
不登校になろうと、ひきこもりになろうと、
やり直しのきかない人生は無いので、
自分なりに世の中と関わっていけばいい、
ということでした。
不登校生活を暗黒期と呼んだり、
価値ある時期としたりと矛盾に見えたかもしれませんが、
私の中では矛盾ではなく、
人生において「そういう時期」だったのではないかと。
それを最終話では「季節」と呼びました。
なので、私の境遇に似た、苦しく感じている方がいたら、
「季節は区切られるものだ」「ずっと苦しい季節はない」
「苦しい季節は次の楽しい季節の土壌になっているかも」
といった言葉を贈りたいです。
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